婚礼写真 |
婚礼写真とは、新郎新婦の写真、新郎新婦と親族及び参列者一同で撮影する集合写真、挙式・披露宴のスナップ写真、その他がある。 (1)新郎新婦の写真 和装二人、洋装二人などが一般的であるが、花嫁単独の打掛、ウエディングドレス、色ドレス写真や、写真の撮り方によってソフトフォーカス、セピア調、立体写真などがある。新郎新婦の写真撮影は、挙式の前の着付けが終わった段階で行うが、最近では衣裳あわせなどの時に前持って撮影するケースがある。並び方はカメラに向かって右に新郎、左に新婦が位置する。和装の場合、新婦が大きく写るので椅子に腰かける。扇子は右手に持ち、左手は下から添えて膝の上におく。 ◎婚礼写真の前撮り 最近では衣裳、写真、美容を自社で取り扱っている式場が多くなっている。また大安などによって写真撮影が混雑することが予想される場合には、婚礼写真の前撮りを行っている式場が増えている。次に前撮りを行う利点を挙げてみる。 @お色直しの時間が短縮できる A二人の表情がリラックスしたものとなる B新婦が当日気分がすぐれないことが生じても安心である Cスタジオ内だけに限らず、館内・館外とロケーションが豊富となる D撮影ポーズの数が増える E衣裳の持ち込み防止となる F美容・メークの事前指導が出来る G平日に撮影するため、来館客に対しPRとなるなど (2)集合写真 新郎新婦と親族一同で撮影するケースが一般的であるが、参列者全員で記念撮影を行う場合もある。集合写真の場合の並び方は、向かって右半分が新婦側、左半分が新郎側となる。前列中央に新郎新婦が座り、新郎の隣に媒酌人、新婦の隣に媒酌人夫人が座る。その両側に親、兄弟の順に並ぶ。両家の参列者の人数が違うときは、少ないほうが先に並び、多いほうがその端につくようにする。 (3)挙式・披露宴スナップ 挙式スナップ写真とは、式典のなかで誓いの言葉、三々九度、指輪交換などの場面で撮影するもの。披露宴スナップでは入場、ケーキカット、キャンドルサービス、花束贈呈などの場面で撮影する。 (4)仲人写真、その他 仲人、家族を中心とした写真がある。また新郎新婦二人の写真をテレホンカードやポストカードに使用する場合がある。 (5)写真サイズ 名刺判(83×60ミリ) 手札判(105×80ミリ) キャビネ(120×165ミリ) 六つ切り(203×254ミリ) 四つ切り(305×254ミリ) |